ポリファーマシーとは
ポリファーマシーとは、「多くの薬剤の併用によっておこる副作用や有害事象」を表す言葉です。
ポリファーマシーを「多剤処方」と勘違いされるケースがありますが、問題は多剤処方ではなく、それによって引き起こされる有害事象。
服用する薬の数が多くても治療に効果が出る場合はポリファーマシーには当たりません。
薬剤数だけをもってポリファーマシーとは言えません。
とはいえ、薬剤数が増えることは副作用が出やすくなったり、自己判断での服薬中断や飲み忘れが発生しやすくなったりする恐れがあるのは事実。
単に服用する薬の数を減らすのではなく、薬物有害事象のリスク増加、服薬アドヒアランスの低下を回避する「適正な処方内容への見直し」という視点が重要です。
当院では医師免許・薬剤師免許をもつ院長が適切に薬との向き合い方をお伝えさせていただきます。